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【解説】JFT-Basic受験はインドネシア10万2494人、ミャンマーは減少

特定技能などの日本語力を測る国際交流基金のJFT-Basicで、2025年度の海外受験者は20万5653人でした。国別ではインドネシアとネパールが大きく、ミャンマーは前年度から減っています。

現職教師学校経営者受入企業受験生
インドネシアの試験会場でJFT-Basicを受験する若者たち※画像はイメージです(AI生成)海外ウォッチ・情勢影響
※画像はイメージです(AI生成)

3分で要点

まず、何が起きたか

  1. 1JFT-Basic(国際交流基金日本語基礎テスト)は、日本の生活場面でのコミュニケーションに必要な日本語力を測るテストです。国際交流基金は、特定技能1号・育成就労・留学に必要な日本語水準を測るテストとしても活用されていると説明しています(特定技能は、人手不足の分野で外国人が働くための在留資格。育成就労は、技能実習に代わる新制度)。
  2. 2国際交流基金の国別受験者数表によると、2025年度の海外の受験者は合計20万5653人で、2024年度の15万6916人から増えました。日本国内は1万1149人です。
  3. 3国別では、インドネシアが2024年度8万3511人から2025年度10万2494人へ、ネパールが2万3227人から4万7572人へ増えています。フィリピンは9432人、スリランカは8310人、バングラデシュは4543人(2024年度は1376人)でした。ベトナムは2025年度が初めての数字で5337人です。
  4. 4一方、ミャンマーは2024年度2万6001人から2025年度2万2081人に減りました。カンボジアは2196人から1670人、タイは2068人から1714人、インドは2687人から2083人へ、それぞれ減っています。
  5. 5同じ国でもテストの使われ方は違います。日本語能力試験(JLPT)の2025年12月試験では、海外の応募者は58万9095人。ミャンマーは8万5188人(N4が3万7752人、N3が3万3096人)、ダッカ会場は1万7059人(N5が1万2350人)でした。JFT-Basicは年間の実施、JLPTは12月の1回分の数字なので、単純には比べられません。

用語を確認

JLPT

JLPTは日本語能力試験です。N1が最も高く、N5が基礎レベルで、日本語力の目安として進学・就職・在留手続きで参照されることがあります。

JFT-Basic

JFT-Basicは、生活場面で必要な日本語力を見る試験です。特定技能など、就労に関わる日本語力の確認で使われます。

育成就労

育成就労は、技能実習に代わる新しい外国人材受入れ制度です。日本語教育、受入前教育、企業側の支援体制にも関係します。

技能実習

技能実習は、外国人が日本で技能を学ぶための制度です。育成就労や特定技能への移行情報では、どの職種・分野に関係するかを確認します。

なぜ重要か

日本語学校や日本語教師にとっては、日本語学習の需要が国ごとに違う形で動いていることが確認できます。受入企業や登録支援機関にとっては、どの国で日本語試験の受験が増えているかが、人材の送出しの動きを読む手がかりになります。ただし受験者数は、実際に来日する人数とは別の数字です。ミャンマーの減少の理由は、今回の資料では確認できていません。

次に確認すること

  • 渡航、派遣、留学、試験実施のどこに影響するかを分ける。
  • 政治情勢の一般論ではなく、日本語教育に関係する一次情報を確認する。

よくある質問

Q. このニュースの要点は?
A. 特定技能などの日本語力を測る国際交流基金のJFT-Basicで、2025年度の海外受験者は20万5653人でした。国別ではインドネシアとネパールが大きく、ミャンマーは前年度から減っています。
Q. 誰に関係するニュースですか?
A. 主に現職教師、学校経営者、受入企業、受験生に関係します。日本語学校や日本語教師にとっては、日本語学習の需要が国ごとに違う形で動いていることが確認できます。受入企業や登録支援機関にとっては、どの国で日本語試験の受験が増えているかが、人材の送出しの動きを読む手がかりになります。ただし受験者数は、実際に来日する人数とは別の数字です。ミャンマーの減少の理由は、今回の資料では確認できていません。
Q. 次に何を確認すればよいですか?
A. 国際交流基金は2026年度のテスト実施報告(4〜5月分、6〜7月分)を公開しています。今後の月次報告で、インドネシア・ネパールの増加が続くか、ミャンマーの減少が続くかを確認できます。JLPTは2026年7月試験の統計の公表が待たれます。
Q. 情報の出典はどこですか?
A. 国際交流基金 JFT-Basic 国別受験者数(2019〜2025年度)、国際交流基金 JFT-Basic 公式サイト(JFT-Basicとは・テスト実施報告)、日本語能力試験 2025年第2回(12月)実施国・地域別応募者数・受験者数の公開情報をもとに、NEXT編集部がまとめています(最終確認:2026年9月30日)。

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