メインコンテンツへスキップ
ハンドブックに戻る

教科書別アジャストガイド

みんなの日本語からまるごとへ

文法項目の積み上げから、Can-doと相互理解へ切り替える

Adjust

みんなの日本語まるごと

言語形式の正確さだけでなく、文化、相手理解、コミュニケーションの達成を授業の中心に置くための資料です。

Handbook

まず何が違うか

  • 文法を積み上げる順番より、場面で何ができるかを軸に見る。
  • 日本語の正確さだけでなく、相手の文化や自分の文化を話す活動が増える。
  • 評価は穴埋めの正解数だけでなく、Can-doの達成度を見る。

Handbook

授業準備で見る場所

  • Can-do、場面、文化比較の話題を先に確認する。
  • 文法説明を足す前に、その活動で本当に必要な表現を選ぶ。
  • 学習者の国・地域・生活経験を話題にできる問いを用意する。

Handbook

1コマ目の組み立て方

開始5分

その単元で扱う場面を見せ、学習者の経験を短く聞く。

前半

聞く・見る活動で全体像をつかみ、必要表現を確認する。

後半

自分のこと、自分の文化、相手への質問を入れて話す活動に移る。

Handbook

いつもの授業から変える点

  • 板書を文法表だけにしない。場面、Can-do、話題の流れを見せる。
  • 教師が説明しきるより、学習者が比較して気づく時間を作る。
  • 間違い訂正は活動を止めすぎず、共有すべきものだけ後で返す。

Handbook

つまずきやすい点

  • 文化活動を雑談として扱い、言語目標とのつながりが弱くなる。
  • 文法補足を増やしすぎて、Can-doの達成を見る時間がなくなる。
  • 学習者の文化を単純化して扱ってしまう。

Handbook

板書・声かけ・活動の考え方

板書

Can-do、今日話すこと、使う表現を同じ位置に残す。

声かけ

「あなたの国ではどうですか」だけで終わらせず、「相手に質問してみましょう」へつなぐ。

活動

文化比較を発表で終わらせず、相手の答えを聞いて反応する練習にする。

Checklist

授業前チェックリスト

  • Can-doを授業の言葉に言い換えた
  • 文化比較の問いを1つ用意した
  • 文法補足を必要最小限にした
  • 達成度を見る観察ポイントを決めた

授業準備の次の一手

この見方をもとに、明日の教案を組み立てます。