Handbook
まず何が違うか
- 学校内の文型練習より、生活・職場でのタスクに近い場面が中心になる。
- すべてを産出できることより、必要な情報を聞き取る、選ぶ、反応することが大切になる。
- 学習者の仕事、住まい、手続き、地域生活との接続が強い。
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授業準備で見る場所
- どの生活場面・就労場面で使うかを先に確認する。
- 聞き取れればよい表現、言えた方がよい表現、読めればよい表現を分ける。
- 学習者の勤務先や生活圏で実際に起きる場面に置き換える。
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1コマ目の組み立て方
開始5分
生活や仕事で似た場面があるかを確認し、今日の必要度を共有する。
前半
音声や短い文を聞き、全部理解ではなく必要情報を拾う練習をする。
後半
実際の場面に近いロールプレイで、最低限伝えることと確認することを練習する。
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いつもの授業から変える点
- 活用表を完成させる時間を減らし、場面で使う判断を増やす。
- 母語や翻訳の活用を一律に避けず、安全や手続きに関わる理解を優先する。
- 正確さの訂正より、通じる表現への言い換えを重視する。
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つまずきやすい点
- 文法を全部説明しようとして、生活タスクの練習時間が不足する。
- 日本語学校向けの教え方のまま進め、就労者の必要場面とずれる。
- 聞き取れればよい表現まで発話練習にして負荷が上がる。
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板書・声かけ・活動の考え方
板書
場面、目的、最低限言うこと、確認することを見える位置に置く。
声かけ
「全部言えなくても、まず何を伝えれば安全ですか」と目的を戻す。
活動
職場・役所・病院・地域生活など、学習者の生活に近い相手設定で練習する。
Checklist
授業前チェックリスト
- 聞く・読む・話すの到達度を分けた
- 学習者の生活場面に置き換えた
- 安全や手続きに関わる語を確認した
- 正確さより優先する通じる表現を決めた