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教科書別アジャストガイド

みんなの日本語からできる日本語へ

文型中心の準備を、場面と行動目標の準備に置き換える

Adjust

みんなの日本語できる日本語

文型を順に導入して練習を積む授業に慣れている先生が、場面、相手、達成したい行動から授業を組むためのアジャスト資料です。

Handbook

まず何が違うか

  • 授業の入口を「今日の文型」ではなく「今日できるようになる行動」に置く。
  • 文法説明は授業の主役ではなく、活動を成立させるための支えとして扱う。
  • 練習の順番よりも、学習者が誰に何を伝える場面かを先に確認する。

Handbook

授業準備で見る場所

  • その課の場面、登場人物の関係、最終的に行う活動を先に確認する。
  • 必要な表現だけを抜き出し、文型の網羅説明をしすぎないようにする。
  • みんなの日本語型で持っている導入素材は、場面に合うものだけ残す。

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1コマ目の組み立て方

開始5分

文型名を先に板書せず、場面と相手を確認して「今日は何ができればよいか」を共有する。

前半

活動に必要な表現を少数に絞り、意味確認、短いやりとり、ペア練習へ進める。

後半

教科書の活動をそのまま消化するのではなく、学習者自身の情報でやりとりを再実行する。

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いつもの授業から変える点

  • 導入説明を長くしない。先に小さいやりとりを作り、必要に応じて文法を戻す。
  • 練習A/B/Cのような順番感を求めすぎず、活動の達成度で時間配分を決める。
  • 「正しく言えたか」と同時に「相手に伝わったか」をチェックする。

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つまずきやすい点

  • 文型説明を全部入れようとして、活動時間が足りなくなる。
  • Can-doを読んでも、授業中に何を観察すればよいかが曖昧になる。
  • 会話活動が雑談になり、目標表現を使う必然性が弱くなる。

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板書・声かけ・活動の考え方

板書

文型名ではなく、場面、相手、使う表現、最後の活動を短く並べる。

声かけ

「この文型を使って」より「相手に何を伝えたいですか」と促す。

活動

ペアを替えて同じ目的のやりとりをもう一度行い、伝わり方を確認する。

Checklist

授業前チェックリスト

  • 今日の到達行動を一文で言える
  • 説明する文型を3つ以内に絞った
  • 活動で使う相手・場面・目的を決めた
  • 最後に学習者自身の情報で話す時間を残した

授業準備の次の一手

この見方をもとに、明日の教案を組み立てます。